映画 [映画]
美術館のあとはいつもの指定席へ。一本目は「私がクマにキレた理由」 キャスト スカーレット・ヨハンソン ローラ・リニーなど 2本目は「僕は君のために蝶になる」 キャスト ヴィック・チョウ リー・ビンビンなど。在学中の人気ものアトンにひそかに思いを寄せるエンジャ。彼にはすでに恋人がいたが、いつしか二人は惹かれるように。しかし幸せなときもつかの間、些細な口論がきっかけでアトンが事故に遭遇、帰らぬ人となってしまう。三年後アトンが昔のままで現れる。男と女の心の葛藤があるシーンでは、よくピアノの単音が長く流れる。実に印象的であり、心に響く余韻が残る。それは不確実性が男女を不幸にしてしまう音に聞こえる。この映画は現実を明確に受け入れることのむずかしさを教えてくれるものの。「私がクマに切れた理由」ではアッパーイーストサイドに住む女性のみごとな現実的生き方が淡々と続く。ローラ・リニーが適役である。映画の後は十分なワインを流す。
Laura Legett Linney
Laura Legett Linney
もてなしの
湯漬け一杯
悲しくも
人の心に
あふれる思い
by churaumi (2009-05-04 20:40)