あおざかな2 [散歩]
俳句短歌など縁もゆかりもなく。いろいろな出会いのなかで気がつくものなのであろうか。そんなところにあったか。あったっけ。自由な時間ができるようになると、嘘のないこころが文化を見つける。嘘をつかない人が好きだ。きのおけない人たちがうるさくていい。人の思いやりがうれしく、5,7,5のきっかかけか。その人なりの俳句を教わりたいものだ。いまはただ茶をすすっている。いい時間だ。いい時間が過ぎる。思いやりに浸れる、今生きている。句にしたいものだ。鯛やヒラメは口に入ってこないが、青魚そうあおざかなら口に入る。名をあおざかなと称するか。季節のなかで自分を見つめて自分を楽しむも俳句なのだろう。
2020-05-12 11:48
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コメント(17)
角川の
歳時記求め
春めぐる
あおざかな
by churaumi (2020-05-12 11:57)
一片の
雲なき空の
余春かな
よみひとしらず
by churaumi (2020-05-12 12:04)
年寄りの
今宮神社
祭なる
あおざかな
by churaumi (2020-05-12 12:09)
五月月
宝くじから
たよりなし
あおざかな
by churaumi (2020-05-12 12:12)
世の夏や
湖水にうかむ
波の上
芭蕉
by churaumi (2020-05-13 10:41)
熊笹に
身を投げ出して
夏の空
あおざかな
by churaumi (2020-05-13 10:55)
初夏の
一日一日と
庭のさま
星野立子
by churaumi (2020-05-13 11:00)
母の日や
昨日も今日も
母の日に
あおざかな
by churaumi (2020-05-13 11:03)
夏きざす
屋上に飼う
兎にも
児玉輝代
by churaumi (2020-05-13 11:15)
大皿に
奄美の首夏の
豚料理
邊見京子
by churaumi (2020-05-13 11:18)
初夏や
渡嘉敷の海
今頃は
あおざかな
by churaumi (2020-05-13 11:22)
夏めくや
ノースリーブの君
この胸に
あおざかな
by churaumi (2020-05-18 14:00)
浴衣裁つ
心愉しき
薄暑かな
高橋淡路女
by churaumi (2020-05-18 14:09)
松田昌士さんを悼む
人の世の
清き国ぞと
あこがれぬ
花の香漂う
宴遊の筵
北大寮歌より抜萃
by churaumi (2020-05-26 22:56)
味噌汁の
ほうれん草に
ありがとう
あおざかな
by churaumi (2020-06-06 19:31)
青魚なる
笑いながらも
鯖を詠め
あおざかな
by churaumi (2020-06-06 19:36)
こさめ降る
あじさい寺の
今頃は
あおざかな
by churaumi (2020-06-11 11:10)