競う [日本文化]
本日の茶会盛会にておめでとうございます。今日は楽しみに参りました。言葉の中に、今日の出会いが有り難く、大切なものであることを重く受け止めている。ここでもてなす、もてなしを受けることの責任ありがたさがいつも新鮮である。東陽坊席主多聞宗粒先生のお道具組たのしみである。お待合は競馬。本席は鵬雲斎大宗匠筆白雲自在来、ずいぶんむかし、初めての茶会もここであった。見知りおきの人ばかり、意外と緊張和敬清寂の雰囲気のなかに、席主のご挨拶茶会の想いがゆったり流れる。すこしほっとする。一つ一つお道具を聞きながら、今日の茶会の主題をあれこれ考えながらお菓子をお薄を頂く。子等の元気な成長を願う思いは同じである。競い合う中に切磋琢磨、強い子になれと願う。今日の一服ありがたく今日の出会いに学ぶことのおおくがうれしい。一期一会うつくしい言の葉である。
遺芳庵
名残の茶会
ありがたく
by churaumi (2015-10-05 19:58)