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東京藝術大学大学美術館　[芸術] [編集]

芸大コレクション展　新入生歓迎・春の名品選　が開催されている。上野の森の奥まったところに隣接。この日は天気もよく上野動物園には多くの人だかり。陽射しも暖かく、ぽかぽか陽気である。公園の北側に東京藝術大学校舎が林立する。芸大は今年創立120周年。芸術に音楽と美術があることを知った。ほかのジャンルは芸術ではないのだ。そうなのだ。芸大卒業生には下村観山　菱田春草　横山大観　東山魁夷　加山又造　平山郁夫　等々私でも存知よる偉人たちがずらりである。まさしく象牙塔である。ここにはわれらがビートたけし大学院映像研究科教授もおいでになる。面白いことに日本画壇の中では、上村松園は京都市立芸術大学卒業生である。画壇とはげにまっこと恐ろしいところである。松園が長く不遇を囲ったといわれるのもうなずけることなのである。ま松園の美人画に芸術性という抽象的なものがあるやらないやら素人にわかるはずも無く。芸術品とは時の権勢なのだろう。b2の展示室に入るとすぐ浅井忠の収穫が圧倒的威圧感を与える。芸大よ。新入生にこの絵を最初に見せたいのか。芸大の　すりこみ　なのだ。作品は多岐にわたり偏りはない。時代も中世から近代へと。これから創造者となる卵に良きお手本となる見事なものばかり。国宝である。芸大生は国宝で育つのか。言っておきますが　入場料は300円　ですから。何度でも見に行けます。会期　４・１０－６・１０　前期は５・６まで後期は５・８からです。芸大美術館所蔵名品展と油絵を読む　2巻作品集を買い求めました　クリアファイル　一筆箋を求めました。　売れ筋は松園のようです。