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松風 [旅]


味噌松風 煎茶のお菓子として、京都人に絶大な人気がある。西本願寺や大徳寺の僧が食べるのであるから、精進料理になるのだろう。大徳寺の向かいの松屋藤兵衛も小さな店ではあるがおいしい。京風な素朴さというのだろうか。甘くなく深い味わいとなにやら難しい味である。ここでもなにやら歴史のに香りがする。京都駅から思い出の京都タワーを見ながら歩き始める。西本願寺の通りの向かい。亀屋陸奥。いいお店である。何気なく歩く市内もたまにはいい。史跡や公園と違って、何でも見てやろうという、東夷のあさましさを忘れることができる。なかなか京都になれない。神社仏閣にふれ、茶を嗜み、京懐石も味わってはいるが、中身は変わらないということか。やはりおのぼりさんである。京を愛する巡礼の一人である。今回お茶の主菓子はみなずきであった。お点前さんの点てるお濃茶に至福のときを過ごす。いつまでもこの出会いがつづいてくれることを願うばかりである。一期一会に感謝である。


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churaumi

蒸す朝の
青空の中
蝉時雨



by churaumi (2011-08-04 07:42) 

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