五山の送り火 [日本文化]
五山の送り火を礼拝に来た。両親の霊の帰る見送りである。両手を合わせ、親に心配をかけるようなことはしない過ごし方をしていますと報告した。もう少しここにおりますのでとお願いもした。我々は京都に観光気分で来ている気がする。神社仏閣には本来の務めがあり、地元には生活がある。我々は風のごとくの旅人でなければならないのかもしれない。そこの文化を生活を乱してはならない責任がある。もちろん京都も神主も僧侶も、見世物小屋にしてはならない責任がある。神社仏閣に務める者には、正しい言葉があり、服装がある。務めとはそういうものである。境内で、外国語での、見世物小屋よろしく客寄せをしてはならない。ここは神域聖域である。本来のお務めをすべきであろう。文化とはその民族にとって大切な心の糧なのである。地球にはたくさんの民族、多種多様の文化がある。これは人間に限らず、生命を持つ者にとって違いはない。人間より先に誕生した生物は、自然淘汰の中で優れた形質、文化を残している。狭隘なる細分化された文化を、乱してはならないように思う。同じ民族のくくりの中でも、文化の中でも、違いは感じる。地域の文化を大切にしなければならない。文化を大切にすることが、人を大切にすることにつながるようにおもう。
大文字
目覚めたここで
あさ粥を
まよいのこころ
きえてなくなれ
by churaumi (2012-08-20 20:49)
手を合わせ
心にともる
五山の火
by churaumi (2013-05-24 08:51)
来る盆に
有る幸せを
知らせたい
by churaumi (2013-07-31 17:56)