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忠勤千古鏡 [茶道]

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赤穂義士による討ち入りのこの日、大石内蔵助ゆかりの来迎院にて、御茶を頂くことが叶いました。今年も、十年たっても、百年たっても、千年たっても、日本人はかわらず、義士に思いをはせるのだろう。今日の茶会は含翆会 幹部一同の主催のようだ。いつもながら盛会である。先にそばをいただくことにした。部屋には大石内蔵助の肖像画がかかっている。また大石内蔵助遺愛の釜が拝見できた。お蕎麦はうまかった。本席には次客として入ったご亭主はなんとなんと。短冊をちりばめた、優雅なふすまの庵に、これほどお似合いのお人も少なかろう。やはり和服姿、立ち居振る舞い、零れ落ちる言葉の美しきこと、紫の上がおいでなのではないかと。お道具はすべて内蔵助と討ち入りにちなんだものである。お待合のお軸、大石祇園遊興図は松年筆である。今年先生より頂いた扇子は巳年の松年が書いた図柄でした。本席床は淡々斎筆 忠勤千古鏡 鵬雲斎大宗匠箱である。香合は陣太鼓。火入れは浅野内匠頭、安兵衛歌入り、四十七士の名前がいっています。うれしいことに火が入っているのでタバコが吸える、うれしいもてなしでした、今日の好き日に含翆軒での茶会に、身を置くことの喜び感じる。去りがたい茶会であった。


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churaumi

年の瀬や
水の流れと
人の身は

明日待たるる
その宝船

   赤穂義士 大高源吾    宝井其角

by churaumi (2013-01-01 10:25) 

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