SSブログ

ありがたく [日本文化]

015.JPG


錦林車庫前からあるく。こちらから入ると正面に花の木が迎えてくれる。禅寺の良さは飾りのないところであろうか。お待合画賛 蝶 てふてふ 順教尼に雅を感ずる。本席床は大徳寺四世虎渓道壬 徳不孤必有燐有り難いお軸である。時々次男にこのようなことを教えられることがある。どうも徳のなさを指摘されているようである。この年になるとありたく感じる。また嬉しくもある。大山レンゲが一重切花筒眞伯斎きれいだ。香合は又玅斎蛇篭。今この世に出会える幸せをありがたく思います。一保堂の青雲、政所窯の菓子器桜に桂中村軒の主菓子葉桜を、おいしく頂きました。宗哲の真塗りが敬典の釜を引き立てている。美しく落ち着いている。二代光春作棚桑三成鵬雲斎大宗匠好に一瓢斎作大棗雲錦豊斎作水指がありがたい。茶杓は真如堂桜海仙御名胡蝶、主茶碗は長入造淡々斎箱黒齢の友久豊造鵬雲斎大宗匠箱雲錦石雲造山吹が見事である。煙草盆は初代光春作井口海仙宗匠お好み香狭間形火入れは桂釜崇白造である。真如堂に師匠と初めて来たときはいつ頃だっただろうか。茶道にひれ伏し飯茶碗との区別もつかずでもお薄がお濃茶が好きだったあのころ。今日ここにあり人の寿命をはるかに超える歴史に会えること感謝したい。今村宗幸先生に感謝申し上げます。いつまでも日本の文化を日本人を支えていってほしいと思います。ありがとうございました。


001.JPG


023.JPG

025.JPG


024.JPG


017.JPG


018.JPG


019.JPG


020.JPG


022.JPG


027.JPG


028.JPG


029.JPG


031.JPG


032.JPG


033.JPG


033.JPG


034.JPG


035.JPG


036.JPG

nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 1

churaumi

櫓の袖に
御手の輝く
帛紗かな


by churaumi (2015-07-03 22:44) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。