大鵬 [食文化]
中国四川料理掛け値なしに旨い。お店は大衆食堂のようなテーブルの並び方である。定食もあり、一品料理も。なれるまで何度来なければなるまい。フロアーは日本語、戦場キッチンは中国語。客は日本人みたい。店の飲み方で言われる紹興酒を戴く。お店への礼儀であろう。勿論この雰囲気ではマオタイも。周恩来総理と田中角栄首相を思い浮かべながら。本物の人たちと本物を戴く。ここの主人も本物の中国人料理人である。あふれる自信は、一流のシェフの証であろう。食は中国にあり。味は四川にあり。香は大鵬にある。ここに居れば、日本料理もなく、フレンチも思いださない。四川料理に浸れる、馴染みになって、本物を注文できるようになりたい。食には中国人のエネルギーを感じる。偉大な人民である
ベームスターでチーズケーキ [食文化]
ハード系チーズ、ベームスターでチーズケーキを作る。日本酒に合うチーズケーキを作る。面白い悪企みである。とらやの羊羹で大吟醸を飲む。これは私の贅沢である。勿論大納言。決して日常ではありません。贈り物歓迎します。赤坂にも一条にもあります。鎌倉あじさい寺近くアメリカンホームアップルパイでハイネケン。長者ヶ崎でスイーツ、beer。やはりみんな最高に旨いものを食って、流し込む。やはりその相性があるのだろう。でもどうなんだろう。口の中で混ざることもなく。味の混濁はない。順序よく口の中で味が香りが流れていく。シェフの試み。長い食文化歴史に逆らって戦いを挑む。良い勉強であろう。楽御当代が焼貫を行うに同じだろう。やってみないとわからない。最高のチーズケーキ職人が挑む感性の結実。何ができるか面白い。妥協のない仕事は最高の上質を生む。そのとき人として優れて師に近づくことができる。それが恩返しである。思い遣りの人であれ。