SSブログ

舞妓HAAAAN [映画]




初日に足を運んだ映画は少ない。マトリックス、スパイダーマン、共に2作目、ぐらいかな。映画の説明は省く。舞妓の伝統、文化をたのしく、二人の男と二人の女を通して知ることとなる。京は歴史の街。貴族の創造した町である。神社仏閣、和食、和服、茶道。昇華された日本文化である。いまだ少年の好奇心をうなわず京に接している。自然物と、無のこころで、対峙してしる、京都の文化。あるがままに受け入れることの喜び。それが日本人としての資格かもしれない。舞妓はんの舞台は上七軒歌舞練場である。すでに祇園甲部歌舞練場の都をどりと先斗町歌舞練場の鴨川をどりは掲載しており御覧になった方も多いとおもう。上七軒のをどりは北野天満宮が近いところから、北野をどりといわれる。宮川町も近く、西陣もまた近い。西陣の旦那衆が育てのだろうここの花街は。お大尽の遊びなのである。まだ北野をどりはこれからである。期間的には都をどりの後半に重なる。ここは京文化の新しい世界の入り口であろうか。おしろいの香が、目じりの紅が人を酔わせる。


nice!(0)  コメント(2) 

パイレーツオブカリビアン/ワールドエンド  [映画]



ワーナーマイカル映画館まで遠出である。SATYのなかにあり、スポーツオーソリティもある。巨大な駐車場にIN。ロードショーはひさしぶりである。一番大きなポップコーンを買って、ダイエットペプシをお供にいざいざである。ここは映像も、音響も、椅子もいい。皆マナーもいい静かだ。好きな場所である。映画はウォルトディズニー作品。安心して見られる。映画は峻別してみるようにしている。作品の全部が強いメッセージと刷りこみを意図している。自由と正義が全編流れるものが好きだ。水戸黄門や暴れん坊将軍のような正義の味方が出るドラマである。ハリウッドはいつから暴力と宗教的映画に代わってしまったのだろうか。映画産業と情報産業の資本家が変わったことによるのだろう。彼らに、人間賛歌の心が芽生えてほしいものだ。この映画はなんと3時間の大作である。ストーリーは世界制覇をもくろむ東インド会社と海賊の海戦である。英国海軍が悪党に見える。海賊が正義の徒に見えるのは、授業で教わった歴史が間違っているのだろうか。多分そうなのだろう。ジョニーデップの好演がいい。堅苦しさのないかれの演技がいいのだろう。自由を愛するジャックスパロウに感謝。


nice!(0)  コメント(2) 

どら平太 [映画]



何度も見ている映画である。チャンネルネコで放映していた。少し前に宣伝があり、早めにテレビの前に鎮座。この映画が好きである。戴き物の梅酒、メルシャンのボンルージュ1280円を飲みながらである。飾りのない映画、飾りのないさけである。市川こん監督、黒澤明脚本。見事な俳優ばかりである。映像美学、人間美学、日本人の精神性がうつくしい。この映画に感銘を覚えるということは、すでにこの心情を失い始めている証左でもあろうか。この映画は、その言葉、その意味するところ、のりとと意味するとことは同じであろうか。日本語の深い意味が感じられる。学生時代に中華民国に行ったとき、人間の親切に、おおらかさに、感謝する旅ができた。民族のおおらかさに感謝である。日本人として、失ってはならないものがこの映画にある。あなたはどら平太になれるか。


nice!(0)