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在釜 [茶道]

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御寺 泉涌寺 来迎院の茶会。京都駅市バス乗り場D2から208番バスに乗車,泉涌寺道で下車。長い参道を歩く、今日は次客か三客でお薄をいただきたいな。受付で臨時会費を払って、小筆で署名する。相変わらず下手。少し練習してまともな字を書かなくては、はずかしい。というのも、ほとんどの署名が、達筆。お待合のほうへ歩いていくと、廊下でたくさんの人が立ったまま待っている。盛会である。僕は八番札。前に男性がいるではないか。茶会で男に会うことは珍しい。本席に入るまで三十分ぐらいお話を聞いただろうか。お連れが先生のようで、会記を読まれていて、私も後ろで聞いた。席順は話し相手のご主人が正客、ご一緒の先生が次客、わたしは三客に勧められて、席に着いた。今日は思いがかなった。また見事な正客振りで、大変勉強になりました。ご亭主は女優のようにおきれいな方。お点前さんも美しい方で、正客のさりげない褒めが小気味よい。この席にも九十二歳の大先生がおられ、ご亭主とご懇意のよし、和やかな茶会でした。お道具の拝見で連客さんが聞き取れなかったようで、正客とお点前さんがやり直したときは、正客の機転、臨機応変に、感心しました。これからは出られるお茶会に同席、勉強することができそうだ。名前を名乗りあって、また茶会で会いましょうとのことで、失礼した。今日大徳寺で曝涼があると教えていただいたので、大徳寺へ向かう。



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お道具の取り合わせ 本席 江月照松風吹 高野山竹内長老筆 釜 帯あられ筒型 風炉 常什 五行棚 水差し 高取 薄器 雪吹鳴子稲荷 一斉 鵬雲斎箱 茶杓 大徳寺長谷川寛州 銘千代の友など素敵なものばかりである。特に細身の茶杓が素晴らしく思えた。これらの素晴らしいお道具も一期一会である。ご亭主に感謝である。


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