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曝涼 [日本文化]

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泉涌寺から大徳寺へバスに乗るため歩く。バス停を探す。四条大宮行のバスが来たので、走って追いかける。四条大宮からは乗換だが、ほとんどの方向へのバスが通っている。乗車してみると、茶会でお見かけした先生が乗っておられた。気さくな方でお茶のことをいろいろ教えていただいた。男性は茶会で、正客に押されることが多い。お断りしても、難しいこともある。茶会では三客あたりで茶会マナーの勉強をしたいと常々思っている。なかなかうまくいかない。心配しながらも沢山出るしかない。同乗した先生にいろいろお聞きした。有難いことである。これから行く大徳寺本坊大方丈で虫干し、曝涼がなされている。図録の一節を記します。臨済宗大本山大徳寺は嘉歴元年、開山大燈国師が紫野の地に小さな庵を営んだこと発祥を持つ。。。。。本山は毎年一〇月一〇日にこれらの文化財の曝涼を行っている。曝涼とは平素収集している、図書・衣類・諸道具等を日にさらして風を通すこと、いわゆる虫干しである。この機会を利用して広く一般の皆様にもご参観いただいているが、日本美術の聚落、極東美術史の至宝ともいえるこれら文化財を、単なる美術品としてではなく、本山が厳しい禅の道場であり、また、日夜参禅弁道に精進している姿の一面である事として捉えて頂きたい、とあります。いろんな神社や寺社に行った。見たり聞いたりもした。感じたことは、図録の一節にあるように、あってほしいと思うことです。内外の観光客、来る人は授業の父兄参観のごとく静かに参観することがのぞまれる。今年は10月14日の曝涼でした。圧倒的な数量、見事な至宝群でした。本物を見る、これに尽きます。日本の子供たちには、国宝、重文など、本物を見せて育てましょう。


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